遠い国の人々の心情を想像しながら話し合った後、紛争を続けるべきか、やめるべきか、班ごとに答えを出しました。

“紛争継続派”の生徒
「紛争を本当はやめたいんですけど、今やめてしまうと、ガザ地区に住んでいる家族や親せきが殺されてしまう」
“紛争反対派”の生徒
「これ以上死者を増やしたくないっていうのと、紛争を次の世代に引き継ぎたくない」
今回の授業で講師を務めたのは、国際基督教大学の3年生・友澤陽菜さんです。
「日本にいる私たちからしたら、紛争は断固反対って思う人が多いと思う。でも現地にいて自分の親が殺されて、それでも紛争反対って言うってかなり厳しい」

イスラエルやパレスチナの若者を日本に招き、交流の場を作っている学生団体『日本・イスラエル・パレスチナ学生会議』のメンバーで、自身も中学生のころに、この問題に興味を持ち、勉強を始めました。
友澤陽菜さん
「この授業が一つの種となってくれればいいなと。『こういう問題のとらえ方があるんだ』っていうのを踏まえた上で、じゃあ自分どうすべきなのか、どんなことができるのかっていうのを考えてくれれば」














