12月に入り、今年のクリスマスプレゼントは何を贈ろうかと、悩んでいる“サンタさん”も多いのではないでしょうか?今年は定番に加え、「デジタル」や「ロボット」がトレンドのひとつになっています。

鹿児島市のイオン鹿児島店です。クリスマス商戦に入り、子ども用おもちゃの売り場面積を1.5倍に拡大。およそ1万4000アイテムを揃えています。定番の戦隊モノの変身ベルトや、トミカ、人形などは今年も根強い人気ですが、中でも…。

(イオン鹿児島店おもちゃ担当 柳川瑠伽さん)「トレンドは『電子トイ』や『ロボット』」

店内には、最新の「電子おもちゃ」がずらり。

(記者)「1番人気は、こちらロボットペットです。センサーが搭載されていて、声をかけたり、触ったりすると…表情豊かに反応してくれます」

声やタッチに反応するセンサー付きのロボットです。指示した動作を記憶するロボットもあり、かわいらしい動作が人気だそうです。

こちらは、スマートフォン型のおもちゃ。同じおもちゃ同士でメッセージを送りあったり、顔認識機能でロックを解除することもできます。写真を撮れる種類もあって、まるで本物のスマートフォンです。

人気なのは「最新」だけではありません。昭和に流行した懐かしいおもちゃも再登場。コマやヨーヨーなどがおしゃれな見た目に進化し、親子2世代で楽しめそうです。

(買い物客)「(プレゼントは)車ばかり。下の子と一緒に遊んでもらえたら」

(買い物客)「おもちゃのスマホ(を買った)、娘に頼まれて。すごい、進化が」

(イオン鹿児島店おもちゃ担当 柳川瑠伽さん)「たくさんの商品を見てもらい、気に入ったものを見つけていただければうれしい」

一方で、クリスマスプレゼントにも物価高の影響が直撃しています。

イオン九州によりますと、今年のメーカー小売希望価格は、例年より平均で1000円から1500円ほど上昇しているということです。店ではクリスマスまでの間、おもちゃを最大3割値引きするなど、物価高への対応も進めています。