子育て支援と男女参画推進で青森県平川市とパナソニックが連携です。子育て世帯に「食器洗い乾燥機」を使用してもらい、そのデータを施策に反映させる実証実験を行うことになりました。

平川市役所で行われた協定締結式では、長尾忠行市長とパナソニックの澤近京一郎食洗器SBU長が協定書に署名しました。

平川市は、安心して子育てできる環境の充実に取り組んでいて、食洗器の普及による地球環境への貢献と、子育て世代の支援を提案するパナソニックとの連携が実現しました。

パナソニックの食器洗い乾燥機は1日2回の稼働で1年間、手洗いした場合より約190時間の短縮が図られるとしています。

市ではモニターを募り、2025年1月下旬から約3か月間、無償で貸し出して実証実験を行うことにしています。

パナソニック 澤近京一郎 食洗器SBU長
「具体的に3か月あれば、どれくらい家事時間が短縮できたかとか、子どもと向き合う時間ができただとかデータは得られると思う。3か月、食洗器を使用することで環境への意識は高まっているかどうかを計るにも十分な期間だと考えている」

実証実験では、パナソニックが食洗器のトータルサポートを担い、平川市がモニターのデータやアンケート結果を提供して、今後の施策に生かすことにしています。