年明けから春先に値上げの3933品目

すでに年明けから春先にかけて、3933品目の食品の値上げが発表されています。

山崎製パンは来年1月の出荷分から、食パンや菓子パンなど290品目を平均5.6%値上げすると発表しています。

そのほか、フジパンなど他社も合わせると来年4月までにパン類は1227品目が値上げされます。

値上げされる冷凍食品

また、コメの価格の高騰を受け、ニチレイフーズはチャーハンや焼きおにぎりなどコメを使ったすべての冷凍食品を来年2月から最大で30%値上げするとしています。

酒類は4月に一斉値上げの見込み

そして、「アサヒスーパードライ」やキリンの「氷結」など、ビールやチューハイを含む「酒類・飲料」の1251品目が特に4月に一斉に値上げされる見込みです。

価格の上昇が企業努力で対処可能な範囲を超えつつあり、来年は再び値上げラッシュになると帝国データバンクは分析しています。

運賃も値上げ

値上げは食品だけではありません。

JR九州は、来年4月1日から初乗り運賃を、170円が200円に引き上げます。

普通運賃は平均14.6%の値上げで通学定期は平均16.0%通勤定期は平均30.3%値上げされます。

値上げは29年ぶりです。

JR九州は「安全への投資」「人材確保のための待遇改善」「物価高騰」などへの対応を着実に進めると話しています。