電気・ガス料金の補助金 限定で再開へ

石破茂 総理大臣「エネルギーや食料品価格の高騰に苦しむ方々への支援、価格転嫁が困難な中小企業への支援、学校給食費への支援のほか、新たに厳冬期の灯油支援も行えるようにします。家庭の電力使用量の大きい1月から3月の冬季の電気・ガス代を支援します。」

石破総理は11月29日の所信表明で、10月に終了した電気・ガス料金の補助金について、来年1月から3月までの期間限定で再開することを明言しました。

ただ、本格的な寒さとなることが予想される12月分の料金には補助金がありません。

標準家庭における12月使用分の電気料金は九州電力で7548円。

ガス料金は西部ガスで6614円となっています。

政府は「酷暑乗り切り緊急支援」として、今年8月~10月の電気・ガス料金に補助金を出していました。1月から3月についても補助金を出す方針です。

九州電力の電気料金は、10月使用分には625円の補助金があり、6931円でしたが、補助金がなくなった11月使用分は7553円、12月使用分は7548円となっています。

補助金の額は決まっていませんが、1月以降、電気料金は安くなる見通しです。

ただ、原材料費の高騰に加え、物流費や人件費などを理由に、来年も食品の値上げラッシュとなりそうです。