家庭で使わなくなったイルミネーションを再利用し、ペダル式の発電機で蓄電した電気をつかった「SDGsツリー」が青森県の五所川原市役所に設置されました。
五所川原市役所本庁舎の1階に設置されたのはクリスマスツリーに見立てた「SDGsツリー」です。
このツリーに使われている電飾や布は、市民が使わなくなったものを集めて再利用し、動力となる電気はすべて職員がペダルをこいで発電したものを活用しています。
2日の点灯式では、訪れた市民たちが発電を体験していました。
発電体験をした子どもは
「大変だったけれど楽しかった」
「運動にもなるし、発電できるのでいいと思った。大変だったけれど発電できると思ったら、やる気が出ます」
五所川原市では、SDGsに掲げられる17の目標の1つ「つくる責任 つかう責任」の理念を広めるために企画し、ツリーには市民がSDGsの目標などを記した約1700枚の短冊が吊るされています。
ツリーの設置は、12月25日までで午後4時から閉庁時間の午後5時15分まで点灯する予定です。