インフルエンザとの“同時感染”に注意 症状の違いは?

南波キャスター:
“同時感染”にも注意が必要です。

倉持医師は「マイコプラズマ肺炎に加えてインフルエンザ・新型コロナなど、他の感染症と同時にかかる可能性も」と指摘します。

▼マイコプラズマ肺炎(主な症状)
・発熱(37度~38度)
・乾いた咳

▼インフルエンザの場合
・39度以上の発熱
・のどの痛み
・鼻水
・関節痛

“同時感染”するとマイコプラズマ肺炎の症状に加えて、インフルエンザのさまざまな症状が追加される可能性があります。

倉持医師の病院でも、インフルエンザとマイコプラズマ肺炎に同時感染した例があるそうです。コロナとマイコプラズマの同時感染例は見ていないそうですが、可能性はあるということです。

日比麻音子キャスター:
ピークはこの先とみられていますが、すでに流行っていて症状が長引いている印象があります。ドイツの状況はどうですか。

東京大学准教授 斎藤幸平さん:
ドイツも寒い日だと日中3度くらいで乾燥もしているので、感染が広がりやすい条件としては日本と同じだと思います。

ドイツでは子どもに予防接種をしようという動きはあまりなく、病院に行っても検査はしてくれません。

「インフルエンザだろうから家でしっかり休んで」と、あまり薬も出してもらえず、お茶を飲んで飴をなめてなどと、日本とだいぶ違うので少し不安になります。

日比キャスター:
症状が似ているため、我慢して、なかなか病院に行けないというパターンもあるようです。自分だけではなく、周囲にも体調不良は影響しますので、我慢しないということは大切かと思います。