長野県内の10月の有効求人倍率は1.31倍で、7か月ぶりに前の月を上回りました。

長野労働局がまとめた県内の10月の有効求人倍率は1.31倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。

有効求人倍率が前の月を上回るのは、24年3月以来、7か月ぶりです。

産業別の新たな求人の数は、人手不足が続く建設業や医療・福祉のほか、人材派遣やイベントの増加で需要が高まっている警備員など、サービス業も前の月を上回っています。

長野労働局は、雇用情勢は堅調に推移しているとの判断を据え置いたものの、引き続き物価の上昇などが雇用に与える影響を注視する必要があるとしています。