SNSなどに投稿されている犯罪の予兆などについて県警の捜査に協力している学生に対し、県警がいわゆる「闇バイト」の予兆などについての研修を行いました。
県警では、県内の学生などにインターネット上で違法な情報を見つけた場合に
警察に報告する、「サイバーパトローラー」を依頼しています。

山形市の大原学園山形校では152人の学生が参加していて、日常生活の中で犯罪につながりそうなサイトやSNSの情報を警察に報告しています。

おととい(27日)は、県警がサイバーパトローラーに参加している学生らに、いわゆる「闇バイト」の予兆などについての研修会を開きました。

県警からはサイバー犯罪対策課の担当者が出席し、学生を前に闇バイトの予兆となる用語や書き込みについて説明しました。
学生「自分が思っていたよりも身近に危険が迫っているということにとても驚いた」

学生「サイバーパトローラーという私たちにもできることがあると知ったので、できる限りのことをしていきたい」

県警察本部サイバー犯罪対策課 小野秀崇 警部「若い感性をいかしたサイバーパトローラーによる活動は、闇バイトをはじめとした違法有害情報の削除に結びつく
犯罪の未然防止に直結する大変意義のある活動だと考えている。警察としては引き続き連携した取り組みを推進していきたい」

警察ではこうした講習会を通して、学生と連携して闇バイトなどの犯罪のインターネット上の予兆に早期に対処していきたいとしています。