富山地方鉄道は鉄道線と路面電車で来年4月から運賃を値上げする方針を明らかにしました。

富山地方鉄道によりますと、鉄道線の値上げ幅は区間によって異なりますが、平均で12.2%上がります。

電鉄富山~稲荷町間は210円から240円に、電鉄富山~南富山間は320円から360円に、電鉄富山~立山間は1230円から1420円に値上がりします。

また路面電車は30円上がります。

富山地鉄はコロナ禍前の水準に戻っていないことや乗務員不足を理由に挙げ、安定したサービスの継続のために値上げするとしています。

富山地鉄の運賃の改定は消費税の引き上げを除くと29年ぶりです。

定期券は3月31日までに購入した場合は値上げ前の運賃のまま使えるということです。