お正月の食卓を彩る「おせち」。みなさん、準備はどうしていますか?物価高を意識したものや、オリジナルなものまで。お得に楽しみたい「おせち」を掘り下げます。
進化系「AIおせち」 気になる中身は?
熊崎風斗キャスター:
おせちをめぐる動きを見ていきます。

皆さんはおせちをどれくらい食べているのか。
「2025年のお正月におせちは食べますか?」という質問に約8割が「食べると思う」と回答しました。(調査:4402人 ※婦人画報のお取り寄せ調べ)
また、2025年のおせちの価格は、全体的な物価向上に伴うところもあり、平均2万7826円(前年比360円アップ)でした。(110社の3段おせち ※帝国データバンク調べ)
今はおせちにも幅があり、イオンでは「AIと創った未来創造おせち 1万8144円」というものが販売されています。生成AIが考えたおせちを具現化していて、「未来」「彩り」「豪華」などのキーワードを与えて出来上がったおせちです。

「ケブカイセエビのテルミドール風」
「サーモン錦糸巻」
「芽吹き椎茸」
「もろこしゆずマリネ」
「ティラミスチョコ」
「フレンチトースト・スモークサーモン・ミルフィーユ」
「たこ照焼」
など
井上貴博キャスター:
ここまで(味付けまで)指定されるんですか?
熊崎キャスター:
AIが導き出した結果、こういう味付けになったということです。
ホラン千秋キャスター:
これはオーダーに沿ってAIが作り出したから、そもそものオーダーがこういうものを求めてるということですよね。
熊崎キャスター:
「こういうキーワードを元に作ってください」とAIに指示したら、最終的にこのおせちが出来上がったんですが、出来上がるまでが結構大変だったそうです。

当初、AIおせちに「未来」「彩り」「豪華」というキーワードを与えると斬新な解釈をしてきたそうです。
もう少し情報を与えて「彩り」の方向に進めていったところ、ブロックのようなものが出来上がりました。

その後、半年間AIに勉強をさせると、おせちっぽさが出てきました。そして、最終的に出来たのが「AIと創った未来創造おせち」です。
ちなみに、具材はAIが表現していますが、味付けは人がやっているということでした。