高知県日高村の交流拠点施設がリニューアルされました。29日のオープンに先駆け行政関係者やマスコミなどに向けて内覧会が開かれました。

29日リニューアルオープンするのは日高村小村(おむら)にあるレストランを併設する宿泊施設です。

10月に村の観光協会が指定管理者となったことをきっかけに、日高村の食材を使ったオリジナルメニューの開発や展示・物販スペースを新設するなどリニューアルすることになりました。

名称は「ARUMO410(アルモヨンイチゼロ)」。地域の人に親しみを感じてもらいたいと施設がある小村地区のローマ字表記「OMURA」を逆さ読みした「ARUMO」と、日高村の市町村コードの410を組み合わせました。

レストランでは日高村の名物であるオムライスをいなり寿司風にアレンジした「オムいなり」をはじめ、地元で取れた野菜をふんだんに使った料理が提供されます。

試食した松岡一宏村長らの反応も上々でした。

宿泊施設はシングル2部屋ツイン2部屋の全4部屋で、最大6人が宿泊でき、バリアフリーに対応した部屋もあります。

今後仁淀川の遊覧船や村内のゴルフ場など、観光やアクティビティーを組み合わせた宿泊プランも検討したいとのことです。

(ARUMO401 管理人 戸梶将行さん)
「日高村の玄関口である小村という地区にある宿泊施設になりますので、ぜひここを拠点に村内の体験観光とか飲食店に誘客ができればと思っております。村民の方にも来ていただいてここで交流できるような、気軽にふらっと立ち寄れるような、スペースを目指していきたいと思っています」