ドイツを代表するクリスマスの伝統的なお菓子「シュトーレン」
ただ、物価高が続く中、クリスマスケーキのトレンドにも変化が。
ここ数年、人気を集めているのがドイツを代表するクリスマスの伝統的なお菓子、シュトーレンです。

(リューヌ・ドゥ・プランタン 松本富郎代表取締役)
「今までホールのケーキが多かったが、最近、専門店では、ドイツ系のシュトレンというお菓子をクリスマスに出すようになった」

クリスマスを待ちながら、少しずつ切り分けて食べるものとされていますが、コスト面でもメリットがあるんだそうです。

(リューヌ・ドゥ・プランタン 松本富郎代表取締役)
「日持ちもするし、ある程度物価に左右されない、保存食的な要素もあるので、前もって作って、きょうも作ったが、あしたも作ると。で24日を迎えるまでのスパンでゆっくり作れるから、それはコストダウンにもなる」


時間がたつとより味わいが深まっていく
2か月ほどは楽しめるというシュトーレン。
バターたっぷりの生地にはドライフルーツやナッツ練りこまれていて、時間がたつとより味わいが深まっていくそうです。

(記者:試食しながら)
「結構しっとりしている感じですね。すごく香りがいいですね。洋酒の香りですか?」
(リューヌ・ドゥ・プランタン 松本富郎代表取締役)
「お酒に漬け込んだドライフルーツとスパイスが入っています」

(リューヌ・ドゥ・プランタン 松本富郎代表取締役)
「クリスマスといえば、洋菓子業界、お菓子業界でも最大のイベントですので、ぜひ、一家に一つは買っていただきたい、そして楽しんでいただきたいと思う」


さまざまな影響を及ぼしている物価高。
それでも、素敵な時間を過ごせるようにと、クリスマスケーキには作り手の思いが込められています。
取材したケーキ店では、内容量や大きさを小さくするなどして値段を抑える工夫をしているそうです。
ケーキは12月17日まで予約できるということです。

※MRTテレビ「Check!」11月28日(木)放送分から