異変に気付いたのは22歳のとき…24歳でALSと診断「日常生活に支障が出るくらい気力もなくなった」

 杉山さんが体の異変に気付いたのは、22歳のときでした。左手が動かしにくいと感じ始め、徐々に症状が身体中に広がっていきました。そして24歳のとき、ALSと診断されます。

 (杉山正弘さん)「まあ相当へこみましたよ。それこそ日常生活に支障が出るくらい気力もなくなって、ただただぼーっと何もせず、一日を過ごす日々を送っていました」

 診断のあと、一時期は人と会うのを避け、ふさぎこんでいたといいます。しかし、呼吸が苦しくなり入院したことがきっかけで「元気なうちに会いたい人に会おう」と、外に出るようになりました。

 そこで出合ったのがDJの活動でした。もともと幅広い音楽を聴いていた杉山さん。5年前、市販されているDJソフトを目の動きで操れるようアレンジして、クラブイベントなどに参加するようになりました。最近のイチ推しは…

 (杉山正弘さん)「47年間ハマっていなかったアイドル文化にドはまりしてしまいました」

 今年はすでに4回、コンサートにも足を運んだといいます。

 (杉山正弘さん)「ただのアイドル好きのおじさんのお伝えになっていませんかね」