大手チェーン「かっぱ寿司」 北陸に“しんがり”で登場

立地や味、仕掛けなど、回転寿司に求める条件は人によってさまざま。

県内外の企業が入り乱れて、金沢市近郊を中心に40以上の回転寿司チェーンが点在している石川県ですが、今、取り巻く環境には新たな動きが見られます。

兵藤遥陽キャスター「回転寿司店激戦区のここ石川県で、大手回転寿司チェーンも初進出しました」

21日、上位に君臨するスシロー、くら寿司、はま寿司に加え、これまで唯一北陸になかった「かっぱ寿司」が金沢市のとなり、野々市市にオープンしました。店内は初日から学生や家族連れで賑わいます。

訪れた客「自分はサーモン大好きなのでサーモンめっちゃ食べます」「別にそんなに地元の食べたいとはならないかな。それより安くておいしいのを食べられたら。(子どもは)大きくなってくるとよく食べるし」「(他の寿司店は)値段設定が強気なので、こういう100円寿司があるのは助かる」

リーズナブルな価格設定が売りの一つのかっぱ寿司ですが、運営会社によると、これまで力を入れていた全国の既存店の改装が一段落し、さらなる事業の拡大を見据えた中で、「北陸の市場」が目にとまったといいます。

かっぱ寿司アークスクエア御経塚店・平本幸生店長「北陸エリアはお寿司、外食を好む傾向が強く、グルメ寿司が多い非常に魅力的な市場であると考えております。すしの全国1位である石川県をはじめ、同県主要都市や近隣県への出店も進めていく予定」

石川では後発の出店ながら、オープンを機に七尾市の企業とのコラボ商品を全国展開するなど、石川での存在感をアピールします。