宮城県気仙沼市で24日、津波総合防災訓練が行われ、参加者が大地震や津波への対応を確認しました。

気仙沼市で行われた防災訓練は、三陸沖を震源とするマグニチュード9・0、震度6弱の大地震が発生し大津波警報が発表されたとの想定で行われました。
内湾地区では津波の際に堤防の役割を果たす陸閘(りっこう)が閉鎖され、市の職員らが避難して来た車を高台へ誘導するなどしました。


また、鹿折中学校には避難所が開設され生徒たちが避難してきた地域住民の受け入れや救援物資の配布などに取り組みました。

訓練に参加した中学生:
「みんなで協力して行うということを忘れずに、これからの避難訓練でも活かしていきたい」
「難しいこともあると思うので、わからない人も多いと思うから自分から教えられるよう覚えておきたい」



訓練には市民らおよそ5500人が参加し、大地震や津波が発生した場合の対応を確認していました。