
矢野雅哉 選手
「うーん、でも、めっちゃ考えるので。(自分が)うまい、へたとかじゃなくて、相手のバッターとか、すごく、試合になる前に映像とかめっちゃ見るので、自分自身も考えているから、いいプレーができるんじゃないかなと思います」
グラウンド内で誰よりも練習し、グラウンドの外でも必死に野球に向き合う25歳。あの日、口にした大きな目標―。

矢野雅哉 選手(入団会見 2020年12月)
「ゴールデン・グラブ賞は必ず取ります」
「必ず取ります」―。ドラフト6位の名もなき青年の言葉をこのとき、何人が信じていただろうか。

矢野雅哉 選手(入団会見 2020年12月)
「『取りたいです』とか『何々したいです』とか、あんまり言葉にしたくなくって、『絶対、自分もこうやってやる』っていう気持ちがなにか自分の中で火をつけてくれる。それに向かって何をしないといけないのか、今、自分に何が足りないとか、はっきり明確に見えてくると思うので、それが『何々する』とか『何々取る』とかという言葉になるんじゃないかなと思います」
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青山高治 キャスター
確かに矢野選手のプレーって絶対、アウトにするという気持ちが見えてきますもんね。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
本当に気迫がありますし、ただ、その中でも本人が言っているように、しっかりとした準備っていうところがあるんだなっていうのをすごく感じましたね。
青山高治 キャスター
矢野選手が入団会見で宣言していたプロでの目標は「ゴールデン・グラブ賞は必ず取ります」。
田村友里 キャスター
もう有言実行ですし、“必ず” っていうのがすごいなって思います。
天谷宗一郎 さん
そうですね。あとはマツダスタジアムでゴールデン・グラブ賞を取るっていうところ。12球団の選手が一番難しい球場だって言っているところを本拠地にしながらゴールデングラブ賞を取ったっていうのは、自信にしてほしいです。
田村友里 キャスター
でも、「まだレギュラーだと認めてません」っていうのが…
天谷宗一郎 さん
湯布院って選手みんな行きたいんですよ。「行ける!」ってなるんですけど、断っているわけですから。来シーズンにかける覚悟を感じます。
青山高治 キャスター
矢野選手には今後も密着取材を続け、年末年始に特別番組を予定しています。