鳥取県鳥取市の山陰道下り線で21日夜、中型トラックが停車中の作業車に追突する事故があり、作業車の前にいた警備員が事故に巻き込まれ意識不明の重体となっています。

鳥取県警高速道路交通警察隊によりますと、21日午後9時ごろ、鳥取市青谷町地内の山陰道下り線・青谷インター付近で、中型トラックが停車中の作業車に追突する事故がありました。

この事故で、作業車の前にいた米子市の会社員の男性(57)が事故に巻き込まれ、意識不明の重体で市内の病院に搬送されました。

中型トラックは作業車に衝突したあと側壁にぶつかり、27歳の運転手の男性が右足の骨を折るなど重傷の見込みです。

山陰道青谷ICからはわいICの間では、現在午後9時から翌朝6時まで道路舗装工事などのため全面通行止めの交通規制が行われていて、作業車は鳥取方面から走ってきた車を青谷ICで降ろす誘導表示のため、無人の状態で停車していました。
巻き込まれた警備員の男性は、高速道路上で作業にあたっていたということです。

高速道路交通警察隊は、中型トラックの運転手から話を聞くなどして、過失運転致傷なども視野に詳しい事故の原因を調べています。