ワイン造りにも挑戦

馬淵崇さん「こちらがいま仕込んでいるワインですね」

馬淵さんが今取り組んでいるのが「地魚と楽しむワイン造り」です。

カキ小屋の客「あ、これ、絶対カキと合う!」

糸島市二丈の山中にある真新しい建物で、地魚に合うワイン造りに挑戦しています。

馬淵崇さん「魚を捕っている地域・漁村、そういったものを丸ごと価値化していくというか、楽しんでいただくみたいなことができないかなって思っている中で、カキ小屋とかに行くと、糸島のカキ小屋は(お酒の)持ち込みが自由で、それがひとつの魅力なんですけど…。糸島のカキと糸島の地ワイン楽しんでいただくっていう世界も面白いのかなとか」

地元の農家から提供された荒地を開墾、有志たちの協力も得て、糸島初となるワイナリーを作りました。

ワイン・魚介だけでなく宿泊も

馬淵崇さん「こちらは飲食棟ですね。ここでいろんな地魚料理を出してワインと一緒に楽しんでいただくっていうスペースですね」

こちらのワイナリー、宿泊も可能です。

馬淵崇さん「2部屋ですね、シングルがふたつと…」

ゆくゆくは周囲も整備して糸島を楽しむ拠点とする計画です。

10月に行ったワインの仕込みを体験するイベントも大盛況でした。

参加者の女性「楽しいですよね。だってこんなめったにない機会を与えてもらって」

参加者の男性「(馬淵さんは)みんなのリーダー。糸島の楽しさを教えてくれた人ですかね」

オリジナルのワインの味は?

去年、馬淵さん自身が初めて発酵管理やブレンドを手掛けて醸造を委託したオリジナルのワインがこちら。

マスエワイナリのワイン『2023kolehena』2,750円

ブドウの皮や種も残して発酵させたオレンジ色の白ワインです。

ワイン仕込み体験に参加した男性「あ~おいしいです!」

こちらのワイナリーで醸造中のワインも間もなく完成する予定で、糸島のカキ小屋でも年末には糸島ワインを楽しめる計画です。