商店街 生き残りをかけた戦略 「東京商店街グランプリ」若者が訪れる策とは?

熊崎キャスター:
中小企業庁「令和3年商店街実態調査」によりますと、商店街の空き店舗率は▼2018年 13.77 %、▼2021年 13.59 %とやや減少し、店舗自体は増えている傾向があります。

各商店街は様々な努力をしているようです。商店街が行った優れた取り組みを表彰する『第19回 東京商店街グランプリ』で、町田市の「町田木曽団地名店会」と「山崎団地名店会」が優秀賞を受賞しました。

この隣接する2つの商店街の近くには桜美林大学のキャンパスがあるのですが、2020年に大学ができた当初、学生たちはあまり商店街を訪れることはなかったそうです。

その後、大学と連携し学園祭と「木曽山崎ハロウィンビストロ祭り」を同日開催し、スタンプラリー写真コンテストを行ったところ、若者が商店街にたくさん訪れてくれるようになったということです。

萩谷弁護士:
ベンチャー企業や、若者が新たに起業する際に、商店街で部屋を借りれば家賃を安く抑えられるメリットもあると思います。そういった方々を呼び込むのもいいのではないでしょうか。