若者の雇用や経済の活性化に関するニュースです。

青森労働局によりますと、2025年春に県内の高校を卒業予定の生徒に対する、企業からの求人倍率は3.87倍と過去2番目に高くなっています。

若者の採用への熱が高まる一方で、青森県では高卒者の初任給は17万3500円。全国の18万6800円と比べると、その差は1万3300円で下回っています。

賃金格差も影響し、青森市では2022年のデータ(青森市民課調べ)によりますと、18歳~23歳までの723人が流出し、若い世代の働き手不足が大きな課題となっています。

こうした中、青森の環境を生かして働く場所の確保や若者の育成に向けた戦略を打ち出す会議が19日に開かれ、市に戦略を提案しました。