スーパーを展開する丸久が企業や山口県などとともに、海岸清掃で集めた漂着ポリタンクを買い物かごに再生しました。

19日、新たな店舗への導入を前に、記念の式典が山口市でありました。



漂着ポリタンクを材料の一部に使った買い物かごは今回、3000個が製作されました。



記念のセレモニーには、丸久の田中康男社長や活動に賛同する企業などの代表が出席しました。

買い物かごに生まれ変わった漂着ポリタンクは今年5月、長門市の大浦海岸で行われた清掃で回収されたものです。

この時は、青色ポリタンク37個を含む漂着ゴミおよそ1.6トンを集めました。



丸久 田中康男 社長
「日ごろから環境問題とか山口県の海岸はどうなっているんだろうかと、買い物をして考えていただきたい」



県立大学の学生4人も参加していて、啓発ポスターや動画を制作したということです。



県立大学 3年 森田美咲さん
「ゴミを活用するポジティブな理由になるといいと思います」



この取り組みは今回が4回目で、新たに10店舗に導入されるということです。