自然や命を大切にする心を育んでもらおうと18日、山口きらら博記念公園(山口県山口市)で、地元の園児らがキジハタの稚魚を放流しました。



キジハタの稚魚を放流したのは、あじす保育園年長の17人です。

下松市栽培漁業センターが育てたおよそ5センチの稚魚3000匹を日本釣振興会が用意しました。

山口きらら博記念公園活性化協議会が行う「ゆめ花公園プロジェクト」の一環で、自然や命を大切にする感性を育むねらいがあります。

園児
「楽しかった!大きくなってほしい」

このプロジェクトを通じて地域の子どもや企業、行政などが交流を深めることも目的の一つです。

山口きらら博記念公園活性化協議会 木村信宏 事務局長
「大人たちもなかなか園児と向き合うことがないので、ご年配の方たちの活力、また子どもたちの元気、こういうのが全体的に広がったイベントだったと思います」

このプロジェクトでは来年2月に、園児らがどんぐりを植えて森をつくることにしています。