道路建設計画に伴う長崎市松山町のスポーツ施設再配置をめぐり、市側は18日、陸上競技場の存続を求める市民団体に対して、市民プールを競技場に移転する方針を伝え理解を求めました。
市民プールを松山陸上競技場に移し、中部下水処理場跡に400メートルトラックなどを整備する方針の長崎市。理由の一つに経済性を挙げています。
市側は18日、松山陸上競技場の存続を求める市民団体への説明の中で、移転補償の見込み額などを反映した総事業費の想定を初めて提示。
「市民プールを茂里町の中部下水処理場跡に移転する案」と比べて、80億円あまり支出を抑えられると説明しました。
長崎市営松山平和運動公園を守る会・道口徹也副会長
「単に金額だけでね、お金の問題だけで考えるんじゃなくって、最初に考えてほしいのは、市民の気持ち・心・感情です」
市はプール移転後も松山町に600メートルの外周路などを確保する方針ですが、市民団体は「トラック、外周路などは一体で利用されている」と主張。
近く、陸上競技場の存続を求める請願を市議会に提出する方針です。
注目の記事
定置網にクジラ“2頭”迷い込む…体長10m、漁師は「2頭が入ったことは無い、たまげた!」 翌朝には姿見えず海に帰ったか【高知・土佐清水】

「ウイスキーの楽しさ感じて」 三郎丸蒸留所“ハンドフィル体験”…自分だけのウイスキーを! 富山・砺波市

1歳半から里親家庭に「自分は何も悪いことしていないのに…」心を閉ざした幼少期 19歳女性が看護師の夢と自立へ一歩を踏み出す

「ご父兄ですか?何か一言を」無神経にマイク向けるマスコミへ怒り 「助かる見込みはありません」医師の非情な宣告 附属池田小事件で娘奪われた遺族が『超混乱期』振り返る【犯罪被害者支援part1/全4回】

箱根駅伝2連覇ランナーのその後…名門・青山学院のアンカーが選んだ「第二の人生」恩師・原晋監督もエール【アスリート引退後の決断・前編】

「車が横転し、白煙が...」その時 “互いに見知らぬ3人の男性” が救出に向かった!その後 車は炎上「九死に一生の救出劇」とは【前編】









