山梨県 長崎幸太郎知事:
「皆様の懸念をしっかり受け止めて鉄軌道に代えて、ゴムタイヤで走る新交通システムに転換する」

反対派の懸念を受け入れて、LRTの導入を断念し、「富士トラム」という新しい方式の導入を提案すると明らかにしました。

富士トラムはスバルライン上に引かれたマーカーを感知したセンサーの誘導で走行し、車体にはゴムタイヤが装備されます。動力は燃料電池を想定し、最大120人を最高時速70キロで輸送するとしています。
県は富士トラムのメリットに鉄道のレールを敷く工事が不要になるため、これまでに想定した1400億円の総工費の6割から7割が削減でき、軌道法の適用で他の車両が走行できなくなり、来訪者のコントロールにもつながるとしています。
山梨県 長崎幸太郎知事:
「まさに電車とバスの良いとこどり。富士山の課題解決はもちろんのこと
、県内二次交通網の抜本的高度化に寄与しうるもの」