何で戻ってきて、また逃げたのか…

当時の実況見分では70メートル先の路上に置いたマネキンに5メートルずつ近づき、横井被告がどの時点でマネキンを認識できるか確かめました。

そこで横井被告は、マネキンが「見えない」と主張した一方標識や、横断歩道がこの先にあることを示す路上のダイヤマークは「見える」と話したといいます。

実況見分を担当した男性警察官は証人尋問で「自分の目で明らかに見えるものが『見えない』と言うことに、不合理だと感じました」と話しました。

また横井被告は事故後、一度は現場に戻りましたが、翔向さんを発見した通行人に声をかけられその後、再び立ち去ったとされています。

山田倫さん「何で戻ってきて、チャンスだったのにそこでまた逃げたんだろうとか。何回でもチャンスだったと思うんですよ。後日、報道で知ったんであれば、本当か嘘かは置いといて、出頭するっていう選択肢だってあったんですよ」