長野県内でも、インフルエンザの患者数が増えてきています。
医師は、感染拡大前の対策を呼びかけています。


松本市清水の大野医院。

「熱も一度あがっていますので、インフルエンザとコロナの同時の検査をさせてもらいます」

15日、38度を超す発熱と頭痛や吐き気などを訴える女性が、受診しました。

検査の結果は、インフルエンザA型の陽性。

「典型的なインフルエンザの喉ですね」

医師の診察を受け、薬が処方されました。

大野医院では11月に入って、インフルエンザの患者が徐々に増え始めているといいます。

大野医院 大野和幸副院長:
「今年は例年並みですね。毎日2、3人は出てはいますね」

県内の患者数は、11月10日までの1週間で、1医療機関当たり0.97人。

流行入りの目安の1人には達していませんが、前の週に比べて0.23人増えています。

大野医院 大野和幸副院長:
「A型が最初に流行って、後半にB型が流行るっていうパターンが多いんですけれども、今年はインフルエンザのB型がもうすでに昨日、1日3人も出てしまって今まであんまり見たことがないパターンだなという印象です」

流行初期のいま、できる対策を始めることが大切です。

大野医院 大野和幸副院長:
「12月に流行のピークを迎えますので、12月までにワクチンの接種を済ませていただくのをおすすめしてます」

「大丈夫よ、いくよ。もう終わったよ~」

新たなワクチンも登場しています。

今年、国内で初めて承認されたのが鼻の中にスプレーするワクチン。

2歳から18歳が対象で、導入している医療機関は限られますが、接種する際の痛みがなく、従来のワクチンと比べ効果が長く続くとされます。

ただ、ワクチンを打っていてもかかるケースもあり、医師は“日常的な感染対策”を呼びかけます。

大野医院 大野和幸副院長:
「インフルエンザに関してはアルコールの消毒というのはすごく有効ですので、あとは当然ですけど手洗いですね」

ただし、注意点も。

大野副院長:
「手洗いの後にアルコールを使うというのは基本的にはあまりお勧めしてません。皮膚のバリア機能っていうのを低下させてしまうので、手洗いなら手洗いだけの方がいいですし、アルコール消毒ならアルコール消毒だけの方がいい」