SNSをきっかけに、山口県周南市の男性(50代)に架空のインターネットショッピングサイトの経営をさせ、税金の名目で70万円あまりをだまし取ったとして、山口県警は13日、詐欺の疑いで中国国籍の男(30)を逮捕しました。
警察によりますと、男は今年4月ごろ、何者かと共謀してSNSで女性を名乗り、山口県周南市の50代の男性と知り合い、架空のネットショッピングの経営をするようしむけました。その後「税金を支払えば、ショップの利益を受け取ることができる」と、うそのメッセージを送信。指定する銀行口座に現金70万9000円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。
指定された口座から、この男の名義の口座に金が移されていたということです。
今年5月上旬に被害にあった男性から相談があり、警察は13日、東京都にいた男を逮捕しました。男は警察の調べに「全く知りません」と容疑を否認しています。
警察で、共犯者や余罪などを捜査しています。