裁判官:
「架空の人物が存在すると、実母にはどのように信じ込ませたのか」
実姉:
「私が『サヤマ』のメールアドレスを作った。私が送ったことはないが、そのアドレスから『生活に困っているから助けて』と実母にメールが行っていた。また、『サヤマだ』と言って架空の人物の写真を見せていた」
裁判官:
「それで信じ込んでいたのか」
実姉:
「実母は、『サヤマの顔がタイプだ』と言っていた」
裁判官:
「つまり、敦子被告らは実母の『サヤマ』への恋愛感情を利用して売春を続けさせていたということか」
実姉:
「はい」