実母が売春を続けた理由は、「サヤマ」の存在
検察:
「直哉の実母は、敦子の母の医療費のことだけで売春を続けたのか」
実姉:
「最初は医療費が理由だったが、途中からは『サヤマ』に借金があって、実母が肩代わりしなければならないという話になっていた」
検察:
「『サヤマ』とは」
検察:
「架空の人物だ。敦子は実母をだまし、『架空の人物と交際している』と実母に誤認させた。私は『サヤマ』には会ったこともないし、敦子は『本当は実在しない』と言っていた」
架空の人物「サヤマ」については、裁判官からも質問があった。