山口県の海上自衛隊下関基地隊所属の掃海艇が
福岡県の宗像市沖で沈没した事故で
船舶事故調査官が事故原因究明に向けて基地に調査に入りました。
国の運輸安全委員会は船舶事故調査官2人を基地に派遣していて、
12日に続いて、事故原因を調査しました。
運輸安全委員会 川島隆史 船舶事故調査官
「非常にいろんなことがわかったといえば語弊がありますが
当時の状況はだいぶん理解できたと思っています」
事故は10日午前
福岡県宗像市沖を航行していた
海上自衛隊下関基地隊所属の掃海艇「うくしま」から火が出て
その後沈没しました。

古賀辰則 3等海曹の行方が分からなくなっていて
海上保安庁などが捜索を続けています。
航行中の掃海艇からなぜ出火したのか
調査では、12日と合わせて乗組員4人から当時の状況を聞き取ったほか、
基地にある同型の船に乗船して調べを進めたということです。
基地での調査は14日も行われるということです。