こちらは、ビールや清酒、焼酎など出荷金額ベースでの市場規模の推移です。

2020年度、新型コロナの影響で3000億円近く落ち込みました。
2022年、23年度は徐々に回復傾向にありますがコロナ禍前の数字には戻っていません。

一方、ノンアルコール飲料の出荷ベースは、国内で初めてノンアルコールビールが発売された2009年以降、市場規模は拡大し続けています。
特に、伸びているのがコロナ禍の2021年です。
緊急事態宣言などが出され外食機会は激減した一方で、健康志向が高まりを見せ、お酒を積極的に飲まないという考えも出てきました。

そこに、ビールメーカーが低アルコールやノンアルコールの新商品を次々販売したことが後押しになりました。
アサヒビールスマドリマーケティング部 岡村知明次長「お酒が皆様の心身ともに健やかな生活にどう寄り添っていくかというとろの役割は変わってきていると思いますし、それに応じた我々も商品のラインナップ、アルコール、ノンアルコールを含めて、しっかり用意して提供させていただくことが務めなのかなと思っています」