目が不自由な人に役立ててもらおうと、来年の点字カレンダーが愛媛県視覚障がい者協会に贈られました。
表紙は、新居浜市在住のアーティスト、石村嘉成さんが手掛けました。
伊予銀行が作製した来年の点字カレンダー。
日付や曜日などが点字で記されていて、表紙は、自閉症と向き合いながら活動を続けている新居浜市在住のアーティスト、石村嘉成さんが手掛けました。
目が不自由な人に役立ててもらおうと550部作製され、伊予銀行から県視覚障がい者協会に贈られました。
表紙には来年の干支、蛇にちなみ、迫力ある大蛇の顔が描かれています。
石村嘉成さん
「描いている時、うろこの固さやいぼの表現楽しかったです」
こちらの絵は、目や口、うろこなどが凹凸をつけて印刷されていて、目の不自由な人が触って楽しむことができます。
県視覚障がい者協会 樋口ひかる 理事
「細かくうろことか描かれているのはわかる」
同協会 楠本光男 会長
「相当細かいよね」
――
石村さん
「また来年も引き続きいい年になりますように」
楠本会長
「良い年になったらいいね」
こちらのカレンダーは視覚障がい者協会の会員や盲学校、それに福祉団体に送られます。
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