本県関係の衆議院議員は6人

本県関係の衆議院議員は6人で、県内の小選挙区が現在の区割りになった2017年から最も多くなりました。

全国で躍進した「れいわ新選組」が比例東北で初めて議席を獲得していて、保守王国とされた青森でも、与党と野党の議員はともに3人ずつで伯仲する状況になっています。

れいわ新選組 佐原若子 議員
「身の引き締まる思いですし、不安なこともあります。私に投票してくれた人の思いをどれだけここで生かすことができるか。私の課題は東北再生なので、本当にこれからが勝負だと思っています」

11日午後に行なわれた総理指名選挙では、立憲民主党の野田佳彦代表との決選投票の末に、第103代総理大臣に石破茂総理が選出されました。衆議院では15年ぶりに自公が過半数割れしていて、これから国会運営は大きく変わっていくことになります。

自民党 津島淳 議員
「国会の景色が変わります。景色が変わったことは見た目が変わっただけではなく、より熟議、議論が尽くされる国会にしていかなければならない」

自民党 神田潤一 議員
「少数与党なので、野党の皆さんとも国民がなにを求めているのか、真摯に丁寧に話し合いながら進めていく必要がある」

立憲民主党 升田世喜男 議員
「国会ではとくに、これまでない場面での発言・行動になると思っていますから、責任野党という立場を認識しながら、発言・行動していかなければならない」

本県関係の議員には「人口減少問題」や「農林水産業の振興」など課題が山積する青森県の実情を、いかに国政へ届けられるか問われることになります。