■想像以上に生活に溶け込む「天気」に気づくきっかけを!


余談ですが、私はいわゆる天気オタクではなく、「自分の言葉で伝える仕事がしたい!伝える仕事で人の役に立ちたい!」と思い、気象キャスターの道に進みました。気象予報士として働いている方たちは、大学で気象学を専攻されていたり、昔から空が好きだったりする方が多く、勉強を始めたのが遅かった私は、知識も気象愛にも自信が持てずにいました。ただ、「天気が特別好きなわけではなかった」。

そんな期間が長かった私だからこそ、みなさんと同じ目線で天気を見つめ、多くの方にとって理解しやすい解説ができるのではないか、と考えています。
今回は、ここ数年で自身も結婚し、まわりでも結婚ラッシュを迎え、考える機会が多かった結婚式と天気について書かせていただきました。このコラムでは、これからも日常に関わる天気や季節についての話題を深掘りできたらな、と思っています。

天気というのは、想像以上にみなさんの生活に溶け込んでいるものです。そんな日常の中にある天気や季節に気づいていただくきっかけとなれば幸いです。