■雨が多いのに…「秋の結婚式」は費用が高い!

それにも関わらず、秋って結婚式の費用が高いですよね。人気の季節だからということで、春や秋は結婚式の費用が高く、反対に夏や冬は安いといった式場が多いようです。

極端に寒かったり暑かったりするのが嫌だから、天気よりも気温重視で選ぶ人が多いのかな?と思ったのですが、梅雨はできれば避けたい、という人は多いんですよね。日本でジューンブライドが広まったのも、6月は雨が多いので、結婚式に向いてない月ということを払拭するために、ブライダル業界が広めたというほどです。

それならどうして場所によっては梅雨の時季よりも雨量が多い9月や10月が人気なのでしょうか。やはり秋は爽やかな季節、という印象が強くて、あまり雨の印象がないからだと考えられます。

■"結婚式のおすすめ"は11月と1月!ただ…日本海側は注意?

11月の青空

ではいつにしたら良いのかというと、秋好きな私のおすすめは・・・11月です。11月生まれだから贔屓しているわけではないですよ!(笑)

秋雨前線や台風の影響もほとんどなくなり、晴れると意外と暖かいのです。秋に挙げたいけど、台風は避けたいし雨の確率もできるだけ下げたいなあ、という方にはとてもおすすめです。

かくいう私も、自身の結婚式は11月を選びました。日取りを選んでからは、もう祈ることしかできませんが、何とか快晴の空の下、執り行うことができたので運が良かったです。

とにかく東京で雨を避けたいのであれば、11月よりもさらに1月がおすすめです。一年の中で最も雨量が少なく、日照が多い月になっています。関西生まれの私が東京に来て一番感動したことと言っても過言ではないくらい、東京の1月は快晴の日が多いのです。

言わずもがな寒さは厳しい時季ですが、式場に入ってしまえば空調が効いているので快適です。フラワーシャワーや写真撮影で、参列者が外に出るタイミングがあるのであれば、そこに留意して防寒してもらうよう呼びかけておくと良いですね。

これはもちろん東京の場合で、日本海側だと冬は雪や雨が多いので、話は変わってきます。雪が多い地域では、冬は雪の影響で交通機関が止まってしまうことも少なくないので、最も避けたい季節になるでしょう。

主要都市の降水量と日照時間のランキングを見てみると・・・降水量・日照時間ともに各地域でばらつきがあるのが現状です。気象庁のサイトでは、全国のアメダス地点の平年の月別降水量や日照時間を確認することができます。ぜひ、結婚式の日取りを悩んでいる方は、雨量や日照も参考にしてみてくださいね。

■どんな天気でも・・・"特別で大切な日"!

もちろん降水量が少ない時季を選んだからといって、絶対に雨が降らないわけではありません。また、天気意外にも仕事の都合や感染症の流行、花粉症など、日取りを決める上でたくさん考えることがあると思います。

ただ、秋は雨が多い季節ということを知らずに選ぶ人が多いことを感じて、今回ご紹介してみました。色々と知った上で、お得に挙げられる季節にするのか、自分達の好きな季節にするのか、二人の大切な日にするのか、優先順位を決めて日取りを選ぶのが良いと思います。

どんな季節でも、どんな天気でも、その日が特別な日になることは間違いないですからね。