3連休を前に心配される台風14号ですが、発達しながら進路を北寄りに向け、西日本に接近しています。18日(日)から19日(月)には、九州にかなり接近、あるいは上陸するおそれがあるほか、日本列島を縦断するコースとなる可能性もあり、この3連休は厳重な警戒が必要です。

■3連休の9月18から19日にかけて九州に接近、上陸の恐れ 日本列島縦断の恐れも


9月に入り3個目となった台風14号が、徐々に西日本に接近しています。大型で強い台風14号は日本の南の海上を1時間に約15キロの速さで進んでいます。

今後発達しながら西寄りに進み、その後北上して、3連休の18日から19日にかけて九州に接近、上陸する恐れがあるほか日本列島を縦断する可能性もあります。


國本気象予報士は列島を縦断した2011年の台風18号と特徴が似ていると指摘します。


國本未華気象予報士:
コース次第ですが例えば日本海を進んでいった場合に全国的に風が強まる典型的なパターンになりそうそうです。関東や、北日本も暴風雨が吹くというような恐れがあります。


地域ごとの影響については…

國本気象予報士:
沖縄は17日から風が強まりますし、九州や四国など西日本は18日がおそらく荒天のピークになると思います。(進路によって)東日本、北日本も、19日から場合によっては20日ころまで影響が出そうです。


熊本県阿蘇市の温泉旅館では、この3連休満室の日もあるなど、多くの予約が入っていますが、徐々に問い合わせが増え、数件のキャンセルが出ているといいます。

湯巡追荘 総支配人:
(台風が)ずれてくれ、ずれてくれという感じですね。

台風接近に伴い、災害への備えを今週中に進めておく必要があります。