「2~3分なら首を絞めても大丈夫」
2022年11月10日、前田広樹被告は交際相手の山口優被告と共謀し同居していた当時22歳の男性の首をタオルで絞めて殺害。男性がてんかんの発作で部屋を荒らしたことに腹を立て凶行に至った。

殺害の状況について検察官が前田被告に質問した。
検察:
「山口被告がタオルを持ってきたのは覚えているか」
前田被告:
「覚えている」
検察:
「どんなタオルか」
前田被告:
「黒いフェイスタオル」
検察:
「山口被告がタオルを持ってきたときにどう思った」
前田被告:
「男性の首にタオルをかけたので、『首を絞めるのかな』と思った。中腰の体勢で綱引きのように一緒に絞めた」
検察:
「どのくらいの時間なら首を絞めても大丈夫と思ったのか」
前田被告:
「2~3分。格闘技をやっていたときに、2~3分なら首を絞めても大丈夫だったから」