繁殖力の強いアメリカザリガニ 最初は20匹が…現在は全国に分布

小川彩佳キャスター:
アメリカザリガニも共存していくということですけれども、素晴らしい魚活用ですね。

TBS SDGs大使 さかなクン:
アメリカザリガニが悪いというわけではなく、やはり持ち込まれてしまったがために、なんです。生き物はみんな一生懸命生きようとする。その力が強ければ強くなるほど、本来そこにいなかった生き物であれば、生態系を変えてしまうことになってしまうわけです。

藤森祥平キャスター:
環境省によりますと、アメリカザリガニは、1927年にアメリカから食用輸入されたウシガエルの餌として、神奈川県鎌倉市大船に輸入されました。最初はわずか20匹ほどだったそうです。しかし現在は、全ての都道府県で生息が確認されています。

学校教材やペット釣りの餌など、事業者が商品として保管していた個体を捨てたり、逃げ出すなどして全国的に分布が広がったと考えられています。

データサイエンティスト 宮田裕章さん:
私が岐阜に住んでた頃はどこにでもいて、まさに小学校の最初に馴染む生物として、教材の中でもザリガニを通して生態系を学ぶ、というようなことがあったと記憶してますね。

小川彩佳キャスター:
最初は20匹だったのがそこから日本全国に広がるという、繁殖力が強いとはいえそんなことが起きるんですね。

さかなクン:
アメリカザリガニは生きる力が強くて、水がかなり汚れても生きますし、水温の変化にも強いです。産卵も一回で200〜1000個産み、生まれた子どもも結構大きいです。

アメリカザリガニの産卵数は実は少ない方で、エビやカニの仲間には何万何十万という卵を持つものもいます。だから、逆に生まれた子どもは大きく、生存率が高いわけです。

小川彩佳キャスター:
日本には天敵もいないんですか?

さかなクン:
本来、ウシガエルのえさとして持ち込まれましたが、それよりも繁殖力が大きく、田んぼのあぜにも穴を掘ったりして、どんどん分布を広げたみたいです。

小川彩佳キャスター:
それが自然に大きく影響を与えていくことになってしまうわけですね。そこまで考えずに、取り入れてしまいますよね。

さかなクン:
でも実はアメリカザリガニは食べることもできて、食用としても活用されてます。

小川彩佳キャスター:
アメリカザリガニに限らず、こうした外来種にどう対処して解決していていけば良いのでしょうか?

さかなクン:
お魚の餌として活用したり、あとは綺麗な水で美味しいものを食べさせてあげると、アメリカザリガニも美味しくいただくことができるんです。