駆除ザリガニを“えさ”に 外来生物と共存しながら生きる

そこで始めたのが、ペットフードメーカーの協力のもと、駆除したザリガニを魚のえさにする取り組みです。ミキサーにかけ、薄く焼いていけば、特製ザリガニフレークが完成です。

そして10月、完成したえさを試すため自然博物館を訪れました。

橿原市昆虫館 学芸員 辻本始さん
「ザリガニ(のえさ)は一度もない。なかなか、ザリガニが使われているえさがそもそもないので」

まずはドンコという魚にあたえて見ることに。しかし…

宮部和樹さん
「目では追ってはいるんですけど…」

反応は今ひとつのようです。続いて、ニッポンバラタナゴ。繁殖に必要な貝をザリガニに食い荒らされていた、あの魚です。果たして食べるのでしょうか…?

食べてます、食べてますね
「よかった、よかった」

次の命へと繋がりました。

宮部和樹さん
「ザリガニも来たくて日本に入ってきたわけじゃないと思うので、たしかに悪いことはしているが、命を無駄にすることなく、別のかたちで利用できることが分かったので、それはすごい良い発見だなと思いました」

外来生物とはいえ、同じ命。共存への模索が続けられています。