プロ野球日本シリーズで、横浜DeNAベイスターズが日本一に輝きました。
前身・大洋ホエールズがかつて本拠地としていた下関市でも、ファンが沸きかえりました。

ベイスターズファンが経営する店には、およそ50人のファンが詰めかけ声援を送りました。

前身・大洋ホエールズは1950年から3シーズン、親会社の大洋漁業があった下関市を本拠地としていました。
今も根強い人気があり、前回、日本一に輝いた26年前には市内で優勝パレードが行われたほどです。

筒香のホームランで先制。
5回には、打者11人の猛攻と、ベイスターズファンにはたまらない展開。

店内のボルテージは最高潮に達します。

そして・・・・

あと一球コールからホークスの柳田選手が三振に倒れるとファンたちは店内総立ちで、抱き合って喜びを分かち合いました。

大洋ホエールズ時代からのファン(72歳)
「もう勝てると思わなかった。クライマックスシリーズに進んでよかったと思っていた。すごくうれしい。生きているうちに勝てたのがうれしい」

涙・涙の人も・・・。

優勝に思わず涙
「もうずっと応援していて、全然CSにいけないシーズンが当たり前だった時期も長くてそこから日本一になれる日が来るなんで思ってなくて思い出したら涙が出そう」

横浜から単身赴任
「まさかこの下関でこういう一緒の思いで応援できるとは思わなかったのですごくうれしいです」

日本一の熱気は横浜から遠く離れた下関でも爆発していました。

今季はペナントレース3位からの日本一だっただけに、ファンは「来季はぜひリーグ優勝して日本一になってほしい」「1軍の試合をぜひ下関で」などと話していました。