「2024年問題で、運転手の労働環境改善が乗務員不足の大きな要因に」

 この路線を運行するバス会社は「休止は苦渋の決断だった」と話します。

 (神姫バス総務部 小森亮介次長)「減らしていかなければならないという中で、基準となるのは、どれだけ乗っていただいているか、どれだけ収入があるか。大変申し訳ないですが、判断させていただいた」

 利用者の多くは“運賃が半額”になる児童。一般の乗客はほとんどおらず、採算割れが続いていたといいます。さらに…

 (神姫バス総務部 小森亮介次長)「2024年問題で、運転手の労働環境改善が乗務員不足の大きな要因に」

 バス運転手などの時間外労働の上限が規制される『2024年問題』で、人手不足が深刻化したことなどから休止せざるをえなかったというのです。

 今後について、心配しているのは子育て中の保護者だけではありません。

 (地元住民)「この地域は『市街化調整区域』で住宅が建てられない。少しずつ人口が増えてきているのに、バスがなくなったら子どもがいなくなるし…」
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 平野町は、開発が制限されている市街化調整区域になっています。そのため、他の地域からの流入は少なく、子育て世帯の多くがこの町で育った人たちです。しかし、通学手段がなくなれば、町に住もうと思う人が減ってしまう懸念もあるのです。