裁判では、その時に春香さんを診察した医師が証言台に立ちました。
当時の春香さんの様子について、医師は…

「(春香さんは)すらすらと言葉が出てこなく、話し方は非常にゆっくりで、眠そうで、目を開けているが意思を感じなかった」
医師は当時、てんかんを疑っていましたが、30日の裁判で「睡眠薬を飲んだ時の症状と矛盾はない」と話しました。

また午後からは、春香さんが交通事故を起こした際、後ろを走っていた車の運転手が証人として出廷しました。

「左にそれるような挙動が10回あり、道路左側の“のり面”に車が突っ込んだ。事故後の受け答えも鈍く、表情が眠そうで、居眠りをして事故を起こしたのではと思った」

一方、弁護側は睡眠薬について29日の裁判で、借金が発覚しないように銀行口座の確認に行かせないようにするためだったとして殺意を否定していました。
31日は、春香さんの母親が証言台に立つ予定です。















