考えが変わったきっかけは『患者会』との出会い

 「ほかにできる治療はないのか」青島さんは情報を求め、肺がん患者の会に参加するようになりました。そこで患者同士が自分のがんのタイプや治療方針をしっかり理解して話し合う姿に衝撃をうけたといいます。

 (青島さん)「自分の治療歴とか、病歴とか、淡々とお話をされていて、私はその話を聞いて、僕は何も知らないじゃんって思ったんですよ。自分の病状について、肺腺がんとか手術をしたとか、そのぐらいしか知らないんですよね。ちょっと勉強しようというきっかけをもらった」

 肺がんについていちから学び始めた青島さん、勉強会などに参加するなかで、希望を見出したのが・・・
「がんゲノム医療」でした。