“余命半年”宣告 「この家族を置いて僕はもう死ぬんだ」

 右肺の3分の1を切除し、抗がん剤などによる治療を受けましたが、その後、左の肺にも転移しているのが見つかりステージⅣに。次の治療が効かなければ“余命半年”と宣告されました。

 (青島さん)「それから眠れなくなった。夜寝たら朝起きられないんじゃないかとか、もしかしたらもう起きないままそのまま死んじゃってるんじゃないかとか。起きたらもっと病状が悪くなってるんじゃないか」

 当時46歳。妻と2人の子どもの4人家族で息子は高校2年生、娘は小学6年生でした。

 (青島さん)「この家族を置いて僕はもう死ぬんだみたいな感じでかなりショックでしたね。病室で泣いてましたね。」

 (妻・あかねさん)「手術で終わりかなと最初は思っていたけど方向が変わったので、その時はかなり自分の中で、しっかりしようというか本人が一番辛いだろうからと思ったので、わたしが一緒に泣いている場合じゃないかなと」