40年ぶりにトップ交代へ。任期満了に伴う大分県姫島村の村長選挙が29日告示され、新人の大海靖治さんが無投票で当選しました。
姫島村長選は立候補の受け付けが29日午後5時で締め切られました。
無所属・新人で元県職員の大海靖治さん(60)以外に届け出がなく、無投票で当選しました。大海さんは水産業や観光の振興、医療・福祉の充実などに力を注ぎたいと意気込みを語りました。

(大海靖治氏)「姫島の最大の課題は少子高齢化による人口減少だと捉えているので、近隣の市町村とも連携した広域的な観光ルートとか新しいことにも挑戦していきたい」
10期40年務めてきた藤本昭夫村長(81)も後継となる大海さんにエールを送りました。
(姫島村・藤本昭夫村長)「新しい風が吹くわけですから、心新たにひとつ、村政の振興のためにがんばっていただきたい」
40年ぶりの新村長、大海さんの任期は11月26日から4年間です。