愛媛県、松山城の城山で発生した土砂災害で被災した飲食店が3か月半ぶりに営業を再開、常連客の笑顔も戻ってきました。
28日、松山市緑町にある日本料理店「辻が花」の厨房では、店主の竹田利宣さんがランチの仕込みを急いでいました。
3か月半ぶりの日常です。
7月12日、松山城の城山で発生した大規模な土砂災害。
ふもとの緑町では家屋4棟が倒壊するなどして一家3人が亡くなったほか、「辻が花」も被害を受けました。
こちらで30年ほど店を営んできた竹田さんですが、建物に加えて冷蔵庫や食器も使い物にならなくなり、閉店を考えました。
しかし、お客さんにも背中を押され再開を決めると、建物の修繕や厨房機器の買い替えなど準備を進めてきました。
「辻が花」店主 竹田利宣さん
「季節を大事にしたようなそういう食材を使ってできるだけみんなに喜んでもらえたらいいなと思う」
そして…ランチタイムに合わせ3か月半ぶりに「辻が花」の暖簾がかかると、早速、常連さんがやってきました。
この日のメニューは旬のマダイを使った「タイの豆腐包み蒸し」がメインの日替わり和定食と、これを目当てに来店するお客さんもいるという「スリランカカレー」。
本来は金曜限定ですが再開記念の特別提供です。
常連さんたちは久々の「辻が花」の味を堪能していました。
常連客
「本当においしいですねここのお店は。(お店が再開するのを)ずっと待ってたから」
「美味しいです本当に。懐かしい味で。早速もう来月の夜のお料理宴会も予約入れさせてもらっているし、今後これまでよりも長くやっていてほしいと思う」
竹田さんもお客さんとの会話を楽しみながら切り盛りし、午後1時、無事に再開初日の営業を終えました。
「辻が花」店主 竹田利宣さん
「ホッとしました。いつもの光景が戻ってきたという感じがする。普段通りあまり無理をせず長くできる限り長くできればいいと思っている」
常連客にも後押しされ新たな一歩を踏み出した「辻が花」。
取り戻した普段通りで、お客さんたちの胃袋と心を満たしていきます。
※「辻が花」はしばらくはランチのみ営業。夜は予約があった場合のみオープン
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