沖縄本島北部の洞窟で、推定7000年前の全身骨格と、頭骨がしっかり残った古代人の人骨群が発掘され、注目を集めています。
この洞窟のさらに深い地点の調査がこのほど行われ、専門家も首をかしげる謎の人骨が新たに見つかりました。RBCの独占密着取材です。
(前回の記事はこちら:「沖縄の洞窟で見つかる古代人の頭蓋骨・手足の骨・・・ なぜ朽ちずに残るのか」)
洞窟でこれまでに見つかっているのは、鍾乳石に覆われたままの7000年前の人類の全身骨格と、頭骨を含む無数の骨。
洞窟の調査は始まったばかりで、いまだ、その全容は謎に包まれています。

▽吾津洋二郎記者
「再びあの洞窟にやってきました。その後の調査で、奥深くから、またよくわからない人骨が出たというのです。詳しい調査に同行できるということでこれから行ってみたいと思います」
▽考古学者・山崎真治氏
「今回の第3地点はとても険しい場所を降りたりしないといけないような、洞窟の一番奥の場所、人骨がかなりまとまってあるということなので、恐らく人の手によってそこまで運ばれた可能性が高いと思っている」
取材班は、考古学者・山崎真治を中心とした調査チームとともに洞窟に入り、新たに人骨が見つかったという第3地点を目指します。