工事現場周辺で地盤沈下 住宅に不具合も

トンネル工事現場から500メートルほどのところにある大内さんの自宅でも、ことし7月ごろから敷地の一部が2センチほど沈み、コンクリートにひびが入りました。
10月に入って新たにドアが閉まりにくくなる不具合も起きているといいます。

JR東海は、9月から大湫町の家屋や公共施設などの調査を実施。大内さん宅にも調査が入りました。
(大内延男さん)
「あんまり心配はしていないが、調査をしてもらった方が安心。これから(工事が)進行してどういう変化が出るか出ないかが問題」

詳細な調査結果は今後報告されるとみられますが、JR東海は、現在のところ地盤沈下とトンネル掘削工事の因果関係については「不明」「工事で地下水が抜けた影響の可能性は否定できない」との考えを示しています。














