「青森3区」当選から一夜…

岡田華子 氏(19日取材)
「暮らしを良くするために何かしなければいけない。その声に私は応えていく。皆さんの力を貸してください。なんとか私を国会に送ってください」

選挙戦では、終盤にかけて自民党への逆風が強まり、青森3区で投票をすませた人を対象にした出口調査では、自民党の裏金問題を考慮したかを聞いたところ、全体の54%が考慮したとしていました。

弘前市の有権者
Q.何を基準に投票したか?

「今までの業績」

「自民党の不正でお金の問題があったのが一番」

岡田氏は大票田の弘前や、五所川原など市部で訴えを浸透させ、8万6000票あまりを獲得。木村氏に1万票以上の差をつけて当選を果たしました。

そして、一夜明けて岡田氏は「やっと仕事ができるチャンスをもらえた」と笑顔を見せながらも重責に気を引き締めていました。

岡田華子 氏(28日取材)
「今回の選挙の結果で、地域を二分したように思っている。地域の分断が生まれないように、分断が政治の停滞、市政・県政・国政の停滞にならないように、関係づくりを深めていくところから始めていければいい」

木村家の牙城に風穴を開けた岡田氏は、衆院選で託された有権者の声を地域に根差した活動で国政へ届けたいとしています。